さごたに通信

2016年1月8日 05:52:59 カテゴリ: 未分類

「想定内」編は、以下のように終わっています。
「神事を終えるや、休むまもなく、総代だけによる直会(なおらい=神事に伴う宴)が始まり、神棚に供えられたお神酒の一升瓶が次々と開けられて・・・あとはご想像にお任せします。(いったん終)」

その「続き」です。

まだまっ昼間というのに、すっかり出来上がってしまった氏子総代10数名、マッ赤ッ赤な顔で、もはや初詣で参詣者の応接をするわけにもいかず、14時過ぎには一旦解散、それぞれ徒歩で家路にむかったのでした。

私も当然それに倣ったのですが、なんせ我が家は神社からの標高差35m、集落でイチバン高い場所に位置していて、アルコールがたっぷり注入されたカラダで一気に登り切るのは、普段の早朝ランで鍛えているとは申せ、少々キツイのです・・・ということで、ちょうど家路の中間点にある冨田邸(戦後間もなくGHQの命令で断行された「農地改革」までは、当地伏谷郷(ふしだにごう)集落の庄屋にして大地主)に、年始のご挨拶を兼ねて立ち寄りました。

当主冨田伸吉翁も令夫人もご在宅で、マキストーブが赤々と燃える、アールデコ調の広いリヴィング・ルゥムで奥様手作りの正月料理をいただきつつ(神社での直会はお酒と、貧相なおつまみだけでした!)しばし歓談・・・主な話題は「伏谷郷集落の今後の身見通しについて、ひいては、日本の、世界の・・・」と拡がったころで、ようやくおいとましました。

冨田家当主・伸吉翁と、豪華な薪ストーブの前で

冨田家当主・伸吉翁と、豪華な薪ストーブの前で

そのまま家路へ・・・と、我が破れ草庵に到着する直前の通りすがり、隣の大上家(と言っても100m以上は離れている)から、大勢の若いざわめき声が聞こえてくるではありませんか!

思わずそれに誘われて立ち寄ってみますと、当主マコトさん、奥様を筆頭に、息子達2人とそれぞれのお嫁さん、孫5人、ひ孫1人の一族ほぼ全員(合計12人)が大集合!そこに割り込んで、しばし談笑。初対面の「マコトさんの孫(ご長男のそのまた長男で、大上牧場の頼もしい跡継ぎ四代目)のお嫁さんで、偶然に同名の『まこと』さん、そして彼女に抱っこされた赤ちゃん=マコトさんのひ孫娘」にもお目にかかれました。うっかりして写真を撮り忘れたのは、甚だ残念!
(いったん休憩)

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