さごたに通信

2014年12月25日 04:27:40 カテゴリ: 未分類
クリスマス。第1ミサ終了直後の広島世界平和祈念聖堂

クリスマス。第1ミサ終了直後の広島世界平和祈念聖堂

柄にもなく、クリスマス・ミサに与って参りました。
一応49年前のX’mass eveに洗礼を受けたクリスチャンなのではありますが、教会に詣でるのはクリスマスだけ…しかも何年かに一度という、極めてナマケモノ切支丹であります。
でも、こうやって何年かに一度訪ねると、まるで故郷に帰ったような、懐かしい気分に包まれます。
とりあえず、第一報でした。
(ここまでは、既にFBに「第一報」として書いたのと、ほぼ同じです。

さてこれから「詳報」を…。
よく考えると、クリスマス・ミサに与ったのは5,6年ぶりではなかったか…前回も同じ「広島世界平和祈念聖堂」でした。あの時からの大きな変化は、侍者(じしゃ、司祭に付き添ってミサを進行する役で、伝統的に男の子供が勤める)に女子が加わっていたことです…しかも、かなり多数。侍者の衣装をまとった小中学生の少女たちの姿、なかなか新鮮で「世の中、変わりつつあるなぁ~」を実感いたしました。いつから女子も侍者に加われるようになったか、ご存知の方は教えて下さい。
変わらないもの、それはラテン語によるグレゴリア聖歌を中心に進められたことです。もっとも、ミサ自体が急速に母国語化していった40年前くらいから、日本語の聖歌が中心になっていたのですが、昨夜のは「第1ミサ」がこのラテン語によるグレゴリア聖歌バージョン、「第2ミサ」は、通常の日本語による、よりポピュラーな(と言っても、あくまでカトリック教徒の内では…という意味ですが)聖歌で構成されるとのことでした。この2部構成、今年が初めてなのか、数年前から始まっているのか…誰にも聞かなかったのでわかりません。少なくとも、5,6年前に来たときには、ことしの第2ミサと同じスタイルでした。
もっと変わらないもの、それは、やはり儀式の進行の形態ですね。まだ中学生だった50年前に先生(修道院の神学生=当時)から聞いた話を想い起しました。つまり、「カトリック」という英語はもともとギリシャ語から由来していて、「普遍」という意味なのだけど、それは地理的に(世界中で全く同じ形式で儀式が行われる)ということと共に「時代を経ても変わらない」という意味もある…ということです。

クリスマスミサの「式次第」

クリスマスミサの「式次第」

まあ、エラソーにウンチクを傾けてみましたが、所詮はナマケモノ切支丹、普段は「菩薩行」やら「仙人修行」に精出してるんですから、ええ加減なものではあります。

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