さごたに通信

2015年2月26日 07:24:48 カテゴリ: 未分類

さて、お約束どおり昨日の「夢のごとき半日」(!)について、少し詳しく書きます。(長いですよぉ~~)
でも、「講演会」「そのあとの昼食会」そして、さらに「バラ園探訪」の3つについてそれぞれ詳しく書くと、えらく長いものになりますので(しかも、今日木曜日は週に一度の早朝テニスの日で、08:15には出かけますので)、とりあえず今朝は「講演会」についてだけ書くことにします。
会場の宮園市民センターにかなり早めに到着し、受付で「10時からの講演会の会場はどこですか?」と尋ねますと「講演会の予定はありません」と。困っているところへ、主催者の川本さんが出てこられて、ひと安心。入り口には「笑ってGO!GO!」と掲示されていました。
「笑って…」は、日曜日の紅白歌合戦に出場された音楽グループの名称だと思っていたら、もっと広い活動を含んでいることを納得しました。

会場に入りますと、今日の演者の安塚準教授(⇒シューマン先生)が、なにやら大掛かりな実験装置を調整なさっている最中でした。
「物理学の実験」というものから離れて既に40年、レーザーと音さと回転ミラーの組み合わせに、当初はなかなかピンときませんでしたが、先生の説明で、これは「音の可視化」実験であると納得しました。

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まもなく、次から次へと観客が入ってこられて、そのほとんどが、すでにFBではかなり言葉を交わしているものの対面するのは初めての方々で、次々とご挨拶、そして何人かの方々とは名刺交換しました。
その最中に、なんとミッキーマウスが入場してきて、私とも握手してくれました。あとで、中身はシューマン先生の奥様、あの2・8の麻衣子さんのコンサートで颯爽と手を上げて「チューブ・ラッパ」に果敢に挑戦なさったあやこさんであると判明しました。

挨拶とおしゃべりに華が咲き、予定時間をだいぶん遅れていよいよ講演の開始。実験に使うHe-Ne レーザーをレーザーポインター代わりに使われる軽妙さに、このあとの展開が、なんとなく予想されました。
最初に、「物理学の体系」から始まって、それを先生のご専門である「凝固体の物性物理学」に絞り込んでいき、さらに先生の若いとき(今も十分若いですが)の業績である「8 MPaの超高圧化における超伝導への転移」の説明辺りでは、皆さん(私も含めて)「ん?」という表情だったのですが、いよいよそのレーザーポインターを本来の実験台に設置されて「音の可視化」実験が始まってからは、まさに興奮のルツボ!

軽妙な解説の間に「観客への質問」を差し挟む手法はなかなか面白く、「次はどんな質問が…」とワクワクするものでした。
その質問がふたつばかり終わった後、音さの振動のかわりに、紙の幕を張った円筒に先生自身のお声を「吹き込んだ」(文字通り!)ときのリサジュー図形(なつかしい単語!)に、一同大興奮!私の隣に座っていた、ごぞんじ「ゆうこりん」が、思わず私のほうを振り向いて「私がやったら、違う図形になるのかしら?」
とお声をかけられる。
それに対して「出てやらせてもらっていただいたら?」と、ここまでで留めておけばよかったのです。「今日はおとなしくしてるから」という約束で出席させていただいてるボクだったはずです。
ところが…それに続けて「そうですね、個人個人で形が違うはずだから、これはひょっとして声紋鑑定に…」と、そこまで言いかけるや、突然シューマン先生の叫び声が!
「あぁ~っ、光本さん、それは次のクイズに!!」と。
私としては、となりのゆうこりんだけに聞こえるように。そっとつぶやいたつもりだったのですが、ほわんとした雰囲気を漂わせながらもホントは鋭いシューマン先生、聞き逃されなかったようでした。
その3番目のクイズというのは、「この技術が応用されているのはどこでしょうか?」で、答えは「警察」。

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講演は、一同大喝采のうちに終了、そのあとは、楽器に巧みな方々による思い思いの演奏…シューマン先生ご自身のトランペットあり、観客のお一人であった若い(美しい)バイオリニストによるバイオリンあり、もちろん麻衣子さんのピアノは、突然観客の一人が持ち込まれた楽譜の初見による演奏(!)…さらには、後から到着なさったプロのトランペッターの演奏あり…で、さながら音楽会の様相に。僕も次回は何か持ってこようかな…という気に、ちょっとなったりしました。(ちなみに…この美しいバイオリニストさん、こんどの岩国RRで5キロ出場なさるとか…しかも、お尋ねするとかなりの俊足で、入賞が狙えそうでした)
それから、一同そろって近くの中華屋さんで食事会に…以後は後日書くことにします。
(続く)

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