さごたに通信
まったく脈絡なく、突然なテーマではありますが・・・
約1週間前からわかっていた今日の予定、ここには書くまい・・第一なじまないなぁ・・と思っていたのですが、やっぱし、簡略に書いておくことに決めました。
ことの発端は、11月28日の朝、日課のジョギングを終えた直後に突然意識を失って倒れ、そのまま救急搬送された・・ということなのですが、直後の脳の検査(MRIってのを、生まれて初めて体験しました)でも、心電図でも特に何も出ず(脳外科の先生から、「あんたの脳は年齢の割りに若いんちゃう?」とほめられ(?)気分良くしたりしました)あくる日に再訪して、今度は循環器科の検査を受け、心臓の超音波検査と、そのあとでカラダに心電計を装着して24時間自動記録。
あくる日(30日)に再訪して、そのサイボーグをはずしてもらい、さらに数日後にまた行って、それらの検査の分析結果について詳しい説明を受けたのですが、あらかじめ指定されてた、「測定期間内に、かなり激しい運動をするように」というのをビビって若干控えめにしたのが悪かったのか、その広島県でも高名な循環器系の医師というその先生、「ちょっとキツめの過負荷試験をしますんで、私の本来の拠点であるTs病院まで来てください」
・・で、今日、広島平和記念館の正面にある、有名なTs病院を訪ねることになった・・という次第。
受ける検査は
1.心臓冠動脈のCT検査
2.心電計など、いろいろなプローブを貼り付けての過負荷試験・・具体的には、ランニングマシンの上を思いっきり走り、倒れたときの状況を再現して、そのときの心臓と冠動脈の挙動を詳しく測定する!
「まあ、病院の中ですし、AEDをスタンバイしてますから、安心して倒れて下さい」という医師の言葉は、半ば冗談ではあろうが・・。
とにかく、検査結果が出て診断が付くまでは、ジョギングは控えて・・といわれて16日間全く走ってないこの体に、「ぶっ倒れるまで走れ」は、文字通り「過負荷」ではありましょうな。
念のためですが、今すぐどうこう・・という病状ではありません。私としては、ちゃんと日課のジョギングを、今後も続けられて、1・8に申し込んでる「玖珂桜つつみマラソン10キロ」に出場できて、さらに、最目標である来年(たぶ再来年)の「廿日市・宮島パワー・トライアスロン」に出られるかどうか・・それだけが関心事なのであります。
ですが・・最初に搬送された五日市のK病院での診察の際、「高円宮(たかまどのみや)のようになってはいけませんから」というあその先生の言葉がアタマの中をめぐり、「こんなに早く死にたくはない」と、やはり人並みに思ってしまうのであります。
(完)
8時前に到着すると、すでにアストロのオヤジさん(スタッフはじめ周辺からは「先生」と呼ばれてるらしいけど、オヤジさんは、小生からはそう呼ばれたくな いらしく、やむなく仮に「オヤジさん」と呼ぶことに)がと一般宿泊客の方々と談笑中。早くから現れた小生を快くその談笑の輪の中に加えてくださり、次から 次へと現れるお客さんたちとの会話、いや盛り上がること盛り上がること(写真1)。
一昨日(12月10日土曜日)から昨日にかけて、表記の作業に参加させてもらって来ました。
そこでの諸々・・・特に初対面の方々との 心踊る出会いや、例によって、私が赴く処必然的に惹き起こされる「事件」の数々について書くことは、とても楽しいことなのですが、まずは、その「前座」 (プレ記事)として、例によって「裏ブログ」から、以前の記事を再掲載しておきます(⇒次の記事。今度は「逆転」がおきないよう、とりあえず先にこれを載 せちゃいますね)
会場の湯来南公民館に着くと、すでにほぼ満席状態(前の記事の写真)、区役所の獣害(じゅうがい・・・全く、農業用語は、ワープロ辞書にありません なぁ~)対策課の方からの挨拶と講師紹介の後、講師である井上雅央氏(独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構近畿中国四国農業研究センター鳥獣害研 究チーム長)による、「こてこての関西弁」の軽妙な語り口による、とてもわかりやすい講演。
軽妙ではあるけど、中身はとても斬新かつ「目からウロコ」ものでした。
曰く・・・今日の皆さんの前は話しやすいなぁ~、前の方にネクタイ締めたエライさんがずら~っと並んではるとこは、ハナシにくぅてかなん・・第一、話したことが成果あったためしあらへん。
曰く・・・そういう「エライさんが、前の席にずら~っと・・・」の地区では、見当はずれの対策ばかりしよってからに、ちっとも効果あがりよらん・・むしろ逆効果や。行政が何千万、何億ゼニつっこんでも、方向がまちごぉとるさかい、裏目裏目にでよんねん。
で、 結論的としては、「野猿被害対策の要諦は、とにかく『餌付け』をやめること、しかも、地域住民全体の協力でやる」ことに尽きる、これができてなくて、いく ら電柵(でんさく・・これくらい、ワープロに入れて欲しなぁ)やら、そのほかいろんな高価な対策しても、逆効果だけである。」
さらに、電柵や花火による威嚇についての具体的な説明があったのだが、その中で、かなりキワドイ事例もあったので、ぜひとも、それをここで紹介したいのではあるのだが・・・。
こ の事例についてお話になる前に、「だれかビデオ回しとらへんやろな?」と、半ば冗談っぽく、しかし眼光鋭く会場を見渡したあと、「いや、こないだこの 話したら、動物愛護団体から苦情きましてん」・・思わず何だろう・・と、ますます注目度が上昇してしまうのを見計らって、一気に話されたその内容と は・・・
ここで、再び「続く」とやったら、ブーイングの嵐(!)に襲われそうなのですが、講師の先生がそこまで警戒なさったその「事例紹 介」を、やはり半ば公開であるこのHPに載せるのは、少々ためらわれます。そこで、今回は「続く」ではなくて、最後にひとつ、別の話題を付け加えて、最後 は「完」としますね。
「最後に、ひとつだけ質問を受けます」との司会者の言葉に促され、講演冒頭から訊ねたかったことがあったのだが、一瞬ためらっているうちに隣の方が手を上げて、別の質問をなさった。
講演のあと、近くの現場にみんなで移動し、電柵についての実地指導がありました。それが終わって、皆さんからの多数の質問が一応終了したあと、やっと「二人っきり」になったのを見計い、意を決して先ほどの「聞きそびれた質問」をぶつけてみた。
「講演の冒頭でお話になった、『エライさんが来てると、行政が何億突っ込んでも・・』というハナシ、少々利権の匂いがしますね」
「少々の匂い・・・どこのハナシちゃうで、あんさん!モロ利権がらみや・・・あいつら、予算だけ引っ張ってきよって、自分らのフトコロにゼニ転がり込むことに、この「獣害対策」利用しよる・・・ホンマけしからんやっちゃ!」と、吐き捨てるように。
こ の質問、もし、小生自らの気の弱さをかなぐり捨てて講演会場で発してたら、果たしてどのような返答をなさったのであろうか・・・やはりしてみればよかった・・い や、やっぱし・・・と、先ほどの「動物愛護団体」云々の強烈な印象と相俟って、私の中で悶々がうずまきつつ、つるべ落としの秋の田園の一日は暮れ行くのであっ た。
(完)



