さごたに通信

2011年12月15日 06:08:23 カテゴリ: 未分類

この前の2つのブログに書きましたように、昨日(2011・12・14)、広島平和記念館の正面にある某総合病院で、「心臓の周りの血管」の大掛かりな検査を受けてまいりました。その様子をつぶさに記述して、今後同様の検査を受ける方々のご参考に供することができれば・・などという殊勝な意図はさらさらなく、ただ自分の興味本位で書き散らしてみようか・・と。

もちろん、標題に書きましたように、結果が幸いに○だからこそ、いかにも楽しげに書けるわけで、本当に深刻な病状にお苦しみの方にとっては、ある意味不愉快な一文になるかもしれません・・ということを、まず最初にお断りしておきます。

月に2回、五日市のK病院に出張診療されている、本来はこのTs病院の循環器医師であられるH先生から、「血管CTや過負荷試験を行うから、Tsのほうに来るように」と告げられたときは、正直「来るときが来たか・・」とショックを隠せませんでした。

ちょっと手短に「歴史」を語ります。

小生、小学生のときは「筋金入りの虚弱児」で、小1から小3にかけては、3年間平均して出席率は4割程度・・という病欠常習児童だったんですが、中学になって、幸いにも古江の山の中腹に聳える私立校H学院に入学以来はまるでウソのように元気になり、中学3年間は皆勤賞という見事な変身ぶりだったのです。(やっぱし、毎朝急な坂道を登るのは、丈夫な生徒(とたくましい美脚)を育てるんですかなぁ~、隣のお山のNDS女子生徒さんの、うんとこさ歳を経たOGおばちゃん達・・・以上、独り言)

それで、最近までは現役バリバリで来たのですが、55を超えたあたりから、つまり当地さごたにへ永久帰郷して間もなくのころから、ぼつりぼつりと、人並みの中年オッサンらしく、カラダのあちこちに変調が現れ、現在も、約4年前からある持病で5週間に一度、五日市のN内科に通院中の身であります。(しかし、モーレツな「個人情報の開示」でありますなぁ~)

さて・・いよいよ12・14(水)の検査のハナシに入ります。

「8時半までに受付を済ませるように・・」というH医師の言葉を気にかけつつ、少々遅れ気味なのを気にしつつ、沼田と市内中心部(デルタ)を結ぶ長い長い西風新都(せいふうしんと)トンネルを100キロ近いスピードで飛ばしたけど、到着したのは15分遅れの08:45.言われたように「地域連携室」という、病院にしては妙な名前の受付で申し出ると、スーツにネクタイのいかにも「事務職員」という風情の男性が現れ、慇懃な態度で「では、2階の検査室へ」と、先導してくださる。

2階に到着すると、まずは本日最初の検査が行われる「心(しん)機能検査室」に案内される。おそるおそる部屋の中を

この心機能検査室で、いよいよ「まな板の鯉」に

覗き込むと、ほぼ全員が、いかにも「検査技師」という出で立ちの若い男性軍団という、やや殺風景な部屋。五日市K病院の、若い看護婦さんたちがたくさん行き来する華やかな雰囲気とは程遠い。さすがは、これが県下随一と海内(かいだい)に名の知れたTs病院か・・と、妙に納得する、多少のがっかり感を伴いつつも・・・(笑)

「ここで、着替えてください、下着は・・」と、その男性技師さんに促されて、狭い脱衣場で、パンツ一丁になり、その上から検査衣(ふつうの寝巻き)を来て、紐を結ぶ。「あのぉ~、思いっきり走るって聞いたんで、ジョギングシューズとトレーナー持てきたんですが・・」「ああ、それはいりません。その検査衣で・・あ、それからハダシになってくださいね」 えっ、寝巻き着てハダシで全力疾走??と、やや拍子抜けするが、ま、それも経験じゃ・・とばかり、促されて検査室へ。

この部屋での最初の検査は、超音波による心(しん)エコー。これは、すでに11・29(つまり救急搬送の翌日)に五日市K病院で、1時間近くかけて丁寧にやったんだけどなあ・・でも、いまさらそれを言ってみてもなぁ・・そもそも「地域連携」って、ちゃんと前の病院からデータも「連携」して送られとるんかいなぁ~、ま、今日の状態を再度測定する必要もあるんじゃろ、シロートはあまり口出しせんとこ・・・と、いろいろ思いをめぐらせるに十分な時間はあった。それでも、せいぜい15分ほどで終了・・・K病院での丁寧な、「念には念を入れる」風情の検査とは対照的であった。もうひとつの大いなる相違点、それは、ここでは男性技師だったのだが、あちらでは若くて・・・(以下省略)

それが終わって、隣の部屋に移され、いよいよ本日のメインエヴェントである過負荷走行試験。「おっ、いよいよだな・・」と、いやが上にも士気は高まり、心臓の鼓動も高まる(おっと、心臓の検査なんよねぇ・・・)

(1)は、ひとまずここまで ⇒(2)に続く

 

 

“病院での検査は、高額料金ワンダーランド・・・ただし結果が○ならば (1)” への4件のフィードバック

  1. Nana より:

    何を隠そう、わたしも「隣の山の女子生徒(NDSと呼ばれてるんですね、初めて聞きました)」のなれの果て、年経た山ザルおばちゃんです。久しぶりに文化祭(うどんか何か売る手伝い)に行こうと坂道を登ったら、正直、息が上がりました。肥っているせいかな…駆け登っていたのは遠い昔のことです。

  2. ヒゲしげ爺 より:

    ああ、ナナちゃん、そーだったね・・確か、例の秘密ブログのプロフに書いてあったような・・。
    それは、失礼しました・・知っていながら(笑)
    もう一人の女性(?)あおいさんも、ひょっとして同じくNDSだったりして(笑)

    NDSという呼び方、地元の方は慣れてないでしょうね・・・東京周辺というか、広島(中国地方?)を一歩出れば「せ○し○」という、地元での略称は通じません・・・むしろ岡山市にある同名の大学または、かの皇后陛下のご出身大学のことになって、恐れ多いことです(笑)

    わが母校も、地元での略称「学院」ではなく「広学(ひろがく)」と呼ばれてのを最初に知ったときには、正直ショックでした。どこのことかいな・・と。

    この連載、まだまだ続きます。どうか末永く(!)お付き合い、ご愛読ください。もちろん「長すぎるから、そろそろカンケツにカンケツさせて」というコメントも歓迎です・・・ただし、無視するだけですが(笑)

  3. Nana より:

    中高の話はともかく、検査の結果恐ろしい事態が発覚…しなくてよかったです。神に感謝。

  4. ヒゲしげ爺 より:

    実は・・まだわかりません。なんせ、年明けの1/13(金)にやっと予約できた五日市K病院での、こないだのCT画像に基づいた
    告知待ちなんですから。

    ナナちゃんって、ひょっとして切支丹?

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